ピアノ

音楽に欠かせないピアノ

ピアノってどこでつくられたのでしょうか。
最初のピアノピアノの歴史日本でのピアノ
ピアノが誕生して約300年になります。一番最初にピアノの原型を作成した人物は誰だったのかご存知でしょうか?この世界にピアノを作成した人物はイタリア人だったそうです。最初の名前は「クラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ」と言われていて、この名前を短縮した「ピアノ」が現在まで使われるようになっています。ピアノが誕生してから、世界中で改良が加えられています。音の強弱を付けられるようになり、鍵盤の数が増え、音を大きくする為に弦を太くしたりして、あらゆる改良を加えて、現在のピアノとなっています。しかし、約100年前くらいには現在と同じくらいのピアノがほぼ完成されていて、それからはあまり大きな改良がされていないようです。今では楽器の王様と言われています。日本にピアノが伝わってきたのは、確かな資料がなくはっきりしていないようです。しかし、日本最古のピアノは山口県萩市に保存されているそうです。日本に来たオランダ人医師が持ち込んだピアノだと言われています。そして日本で初めて製造されたのは、今から約100年前の明治時代だそうです。工場で大量生産が出来るようになり、日本中にピアノが流通したようです。
いろいろなピアノ
アップライトピアノグランドピアノサイレントピアノ電子型ピアノ
一般家庭に広く普及しているのは、このアップライトピアノです。グランドピアノを置くスペースはないけれど、アップライトピアノなら置ける家庭が多いので、人気があります。フレームと弦を地面と垂直に設置して、鍵盤とハンマー部分から上下に延びるように作られているため横に大きくならないのが特徴です。グランドピアノと言っても大きさがいくつかあります。コンサートなどで使用されているピアノが一番大きい「コンサートグランド」と呼ばれる物です。それよりも小さいピアノを「パーラーグランド」と呼びます。ピアノの中ではグランドピアノが最上級となり、音の響き方が格段によくなります。サイレントピアノとは、ピアノに電子ピアノの音源を組み合わせた製品です。ピアノの弦やハンマーなどを使わずに、鍵盤の動きをセンサーで読み取って、電子的な音源部から発音する仕組みになっています。普通に演奏する事も出来るし、音を出さずに練習することも出来ます。音源を電子回路を使ったピアノです。鍵盤の動きをセンサーが感知して、あたかも普通のピアノを弾いているかのように音色や鍵盤タッチを作成されています。技術の進歩により、違いが分らないように工夫されています。
ピアノの音はどう出るのでしょう。
ピアノの仕組み鍵盤と弦ハンマーと弦
ピアノは鍵盤を押す事で中のハンマーが動き、弦を弾きます。この振動を響板の振動に変える事により、空気が振動して音が聞こえる仕組みになっています。どれも大切な役割がありますが、1つ1つの部品が大きさや位置などを正確に計算、設計されてようやく綺麗な音色が聞けるようになります。またペダルを使う事で、音を響かせたり、弱くしたりしたり出来ます。ピアノの鍵盤は全部で88鍵あります。それでは弦も88本あるのかと言うと、実は違うのです。ピアノの弦の数は約230本もあります。1つの鍵盤に、高音や中音では3本、低音では1本〜2本の弦が使用されています。1つの音を出すにも複数本の弦から音が出ている事がわかります。弦は低音部側の方が太く長いです。逆に高音部側の方は細く短い弦が使われています。鍵盤を押す事により、ハンマーが動きます。それが弦を伝わって音となります。ハンマーが強く動くと音も大きくなり、音色が変わる時もあります。音を出す重要な部分になりますので、若干でも弦の張りが変わってしまうと聞こえる音も変わってしまいます。定期的なメンテナンスを行って、調律士に音のチューニングをしてもらうのは必要不可欠となります。
ピアノのペダルの役割
左のペダル真ん中のペダル右のペダル
左のペダルは、ソフトペダルや弱音ペダルと呼ばれるものです。音を弱める働きがあり、音色の変化がわかると思います。鍵盤の位置も横に少しずれますので、機会があれば踏んでみて下さい。グランドピアノとアップライトピアノでは原理が多少違います。アップライトピアノでは効果が薄く感じられます。右ペダルを使いながら左ペダルも使って、うまく使用すると演奏効果が良くなるでしょう。ソフトペダルをほとんど使用しないピアニストもいるようです。真ん中のペダルは、ソステヌートペダルやサスティンペダルと呼ばれています。使うことはあまりないペダルのようです。主に特定の音のみを伸ばしたい時に使用します。日本ではあまり使おうとする指導者は少ないようですが、もっとその効果を実感しているピアニストは、積極的にこのペダルを使用しているようです。ピアニストの演奏を聞く機会があれば、足の使い方を見ながら聞いてみるのも良いと思います。右のペダルは、ダンパーペダルとか強音ペダルと呼ばれています。3本のペダルの中では一番使うペダルです。ダンパーという部分がピアノの弦から一斉に離れたままになり、鍵盤から指を離しても音が響いたままになります。このペダルで重要なのは、タイミングと深さです。踏むタイミングが良くないと、直前に響いている音が混ざったような響きになってしまいますし、踏む深さを調節する事で、響き方が変わってきます。
ピアノの材質について
外部の材質鍵盤の材質その他の材質
ピアノではカエデやブナなどの様々な木材が使われていますが、最も代表的なのが「スプルース」と言うマツ科の木材です。音響に関係する響板や響棒に使われています。外観は黒い外観をすぐ思い出すと思いますが、木目調のグランドピアノも存在します。黒いピアノは学校などでよく見かけると思います。鍵盤にも様々種類がありますが、コンサートなどで使用されるピアノには白鍵に象牙、黒鍵に黒檀が使用されている場合もあります。一般的に売られているピアノでは人工象牙だったり、さらに安いピアノですとアクリル系の鍵盤となります。実際に触れてみないことには質感は分らないと思いますので、参考程度に覚えておきましょう。外観を見ただけでは、ほとんどの場所が木材を使用していますが、強度が必要な場所や精度を出さなくてはならない所に多く金属が使用されています。ピアノの中には何百本ものミュージックワイヤーと呼ばれる弦が張られています。と言うように、木材以外にも色々な材質を使って、ピアノは作られています。
ピアノの設置場所
どこに置くべきかどのような環境が良いかレイアウトで変わる
マンションやアパートでは、近隣住民に迷惑にならないようにピアノを設置しなければいけません。ピアノの音は以外に遠くまで聞こえます。外壁からは15センチメートルくらい離し、直射日光はなるべく避けましょう。また風通しが良い所の方がピアノが傷みにくくなります。重量もありますので、床を守る為に敷板なども用意した方が良いでしょう。ピアノに最適な環境としては、室温や湿度があまり変わらない場所が適しています。暑すぎず寒すぎずの場所ですが、エアコンや暖房機などはピアノから離して下さい。急激な温度の上昇などがあると、ピアノの故障原因となります。そうは言っても、ピアノ専用の個室などを作る事はそう簡単には出来ませんので、現在の環境で一番適した場所を探して設置してみて下さい。ピアノの音響は部屋のレイアウトだけでも変化があります。例えば絨毯がある部屋とフローリングの部屋では音響が変わるようです。音は壁や床に反射しています。レイアウト次第ではうるさく聞こえたり、キレイに聞こえたりもします。また窓を開けていればもちろん外にも聞こえます。距離が離れるほど音の強さは小さくなりますが、近所の方には配慮が大切です。どうしても音が外へ漏れてしまう場合は、部屋の中で消音する工夫をしてみましょう。
ピアノのケア方法
お手入れをする鍵盤の故障音がおかしい
ピアノはいつも清潔に保つように心がけましょう。外観の汚れももちろんですが、汚れやすいのは直接ふれる鍵盤です。鍵盤専用のクリーナーも市販されています。また、普段使っていない鍵盤も、たまには音を出してあげましょう。そして一番大事なのが定期的な調律です。調律師に頼んでピアノを見てもらう事で、いつも良い音を奏でることが出来ます。鍵盤は動くけど音が出なかったり、以前よりも鍵盤が重くなったと言う故障があります。ほとんどがピアノの内部的な故障によるもので、調律師に依頼しないと修理できない場合もあります。また、湿度の関係で鍵盤の調子が悪くなる場合もあるようです。日頃のメンテナンスを怠らないようにすれば、故障を未然に防ぐ事が出来ると思います。ピアノは弾けば弾くほど音がずれてきますし、温度差や湿度差によってもずれる場合があります。全く違う音になってしまった時などは、ピアノ内部の弦が切れていたりと言う事が考えられますが、それ以外の微妙な変化は、環境の変化かも知れません。調律する事で良くなる場合がほとんどだと思います。何年も使用していないピアノなどの調律は非常に大変となり、費用も高額になってしまいます。
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